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◆医学部の新設実現を願うスレ◆

195 名前:名無し:2007/07/02 08:22
>>192

すべては「大学」は、私学といえど公共性が極めて高いものであるということだ。
通常の株式会社のように要件を充たせば容易に設立できるものではない。運営には学生の
授業料だけでなく、税金も投入されるのだ。いかなる学校も、特定の人間に私物化
されることは断じて許されないのである(それは会社であっても同じだが)。
故・白井種雄先生は、現在の大阪学院大学グループの礎を作り、尊敬に値する人物であ
る。また、それを引き継ぎ、大学を発展させてきた息子の善康氏が、多大な貢献をされ
てきたのも事実である。そのことは素直に評価したい。
しかし、先にも言ったとおり、学校というものは特定の人間に私物化されることは
社会通念上、許されることではなく、いかなる手段を執ってでも大学を存続させる
ということは許されない。手段は、選ばなければならない。
医学部の設置、というのは故・種雄氏が成し遂げられなかった大阪学院大学にとっての
悲願である。しかしながら、大学の形を180度転換させてまで、医学部を作って、天国の
種雄先生がお喜びになられると思っているのか?
そうなれば、もはや「大阪学院」ではないのだ。
まず、既存学部の存続、発展を先行的に考え、その上に医学部の新設を考えるべき。
日本は帰属社会であり、母校という言葉があるように、大阪学院大学の存在は
我々卒業生にとっても非常に大きなものである。義理人情で学校運営はできない。
しかし、義理人情がなければ教育はできない。何のために、学校というものを
運営するのかということを再考すべきである。特定人物の地位や名誉のためではない。
学校運営者という者は、教育者の一員として高い倫理観と人間愛、そして経営能力を
持ち合わせた優れた人間でなければならない。白井総長はじめ、大阪学院の経営に
関わっている方々は、少なくともそのような人物であると信じている。
あなたの考え方は、うちの子は出来が悪いから、公園でも河川敷にでも捨てて、施設に
いる賢くて可愛い家なき子を養子に貰おう、というような発想なのだ。
ドイツ語学科、国際文化学科が定員割れにより募集停止になったぐらいで、今後既存学部
が全て廃止になるなどという余りにも異常な発想は理解の範疇を超える。意味不明である。
経営的に考えても、文系学部を引き続き保有する方が、施設・教員の共用等の利点が大きい。
国立医大の統合はまさにその例である。なぜ、大阪学院に医学部なのか、ということ。医師が
不足しているなら他の医学部の定員を増やせばいいこと。
大阪学院に医学部を作るということは、総合大学の利点を生かせるということ。
数を減らし、規模を大きくする、これが今後の大学運営である。
大阪学院が医学部のみの単科大学になれば、将来、逆にM&Aの対象になるのは
火を見るより明らかである。
仮に、あなたが望む方向へ進めば、京都の某大学のように、100名以上の教員に
訴訟を起こされるような、そんな始末になる。その勝敗がいずれになろうとも、
受験生はあんなきな臭い大学は避けようと、大学に多大な損害を与えることになる。
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