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東大法終了 8人連続で私大卒総理大臣

0 名前:名無しさん:2006/09/18 14:53
自民総裁選:安倍氏が首相なら、8人連続で「非東大」

 自民党総裁選で安倍晋三官房長官の勝利と第90代首相への就任が確実視されているが、
かつて首相の座を独占した東大出身者が91年就任の宮沢喜一氏を最後に途絶えている状況は、
成蹊大卒の安倍氏により継続する。私学出身の首相は細川護煕氏以来、8人連続となる。
政界における官僚勢力の地盤沈下や2世、3世議員が席巻する政界のリクルートシステムの変化が
「東大不在」に影響しているようだ。

 戦後の首相は安倍氏で28人目。出身校は東京帝大(現東大)が10人と最も多く、2位早稲田大の
5人を圧倒している。特に幣原喜重郎氏から佐藤栄作氏までの27年間は、石橋湛山(早大)、池田勇人
(京都帝大)両氏を除き9人中7人が東大卒で、多くが官僚からの転身組だった。

 ところが、田中角栄氏(中央工学校)、三木武夫氏(明治大)と非東大が2人続いたころから激減。
安倍氏が首相になれば細川氏以来8代続けて私学出身で、東大のみならず国公立大全般の影が薄い。

 東大出身の首相が出なくなった理由について、福岡政行・白鴎大教授(政治学)は「『吉田学校』の
時代が終わったため。最後が宮沢さんだった」と語る。吉田茂氏の薫陶を受け、いわゆる「吉田学校」の
優等生と言われた池田勇人氏や佐藤栄作氏らは官僚出身。旧大蔵官僚だった宮沢氏は
サンフランシスコ講和会議で吉田氏に随行した。実際、旧大蔵省出身の宮沢氏までの首相は半数の
10人が官僚経験者だったが、細川氏以降は1人もおらず、政治家供給源としての官僚勢力の衰退を
裏付けている。

 千葉商科大の加藤寛学長は、東大出身首相の減少について「政界が多様化していることの象徴。
今後もこの傾向は続く」と話す。

 一方、「2世、3世議員の増加」を挙げるのは猪口孝・中央大教授(政治学)だ。世襲議員の首相就任は
90年代に入り一気に目立ち始め、細川氏以降は安倍氏も含め8人中6人。世襲議員は親や親せきの
政治的資産を活用できる点で他の議員より優位にあり、安倍氏はその典型と言える。【竹島一登、渡辺創】

ソース : 毎日新聞 2006年9月18日 22時23分
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060919k0000m010107000c.html
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