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わたしの東京大学物語!

205 名前:匿名さん:2005/09/05 15:25
 「高校中退」さん、あなたは学力に乏しい、と思われている
ようですが、本当にそうでしょうか。201・204を読むと、きちんとした文章を書かれているじゃないですか。
「そんなの当たり前だろ、馬鹿にするな」といわれるかもしれませんが、たとえ先進国であっても、新聞を読めて4桁以上の暗算ができる
というのはそれなりの知的レベルなのですよ。「自動車の免許しかなく」といいますが、免許を取ったということは、分厚い教本を
理解して覚える能力があったということです。
 もし「勉強出来るか否かで、人生は大きく左右される」とお考えならば、また勉強すればいいじゃないですか。高校では勉強意欲がわかず、
とありますが、ひょっとして高校では普通科ではありませんでしたか?普通科の勉強というのは、普通の人間にとってけっして面白いものでは
ないと思います。勉強といっても、こ難しい数学や英語、じゃなくて、好きなことをやってみればいいと思います。たとえば、働いている
町工場の機械のしくみなどに興味を抱いたりしたことはないのですか?
 長時間労働・肉体労働をしている、ということですが、私もそのようなバイトをしたことがあります。倉庫内ピッキング作業という
やつで、重いダンボールをひたすら仕分ける作業ですね。通常11時出勤25時帰宅くらいで、ひどい時には33時(よーするに
朝の9時)帰宅なんてこともありましたよ(笑)。そこで働く人には、仕事に意義を感じていないような方も多くいらっしゃいました。
確かにピッキング作業というのはかなり単調でともすれば退屈です。しかし、常に「創意工夫」を考えると、結構面白くなるのではないの
かな、と私は思いました。例えば運送関係の用語で、「10回し」とか「16回し」なんていうのがあります。
要するにパレット(フォークリフトを刺して運搬するための板)にダンボールを載せる時、ダンボールを一段にいくつ載せるか、
という話で、10なら10で決まった配置にしないと安定しないのです。数種類のパレットを積み上げていくと、上のほうは何回しだか
わからなくなります。さらに、10回しで4段積んだパレットでも、ダンボールが40あるとは限らなくて、一番上の段が8箱しかなかったり
します(10回し4段の2欠、などといったりします)。検品時にダンボールの数をチェックする時に、早く正確にすませる方法は
いくつか考えられて、私の提案が通ったりしたことがありました。単調な作業の中にも、創意工夫の余地があって、自分のアイディアが
少しでも役に立つとけっこう面白くなるしやりがいも出てくるな、なんてそのとき思いましたよ。
 単調でキツい仕事でしたが、自分の仕事により、流通がスムーズになっているわけですよね。ちゃんと働かなきゃ小売店にちゃんと商品が
届かないわけですよ。自分が仕分けた商品がコンビニに置かれているのを見てちょっと嬉しかったこともあります。あなたの仕事もなんらか
の形で社会を支えているはずです。自分の仕事の結果を振り返ってみたことはありますか?仕事の成果を形として見えれば、少しでも
やりがいを感じられるのではないかなぁ、なんてちょっと思いました。
 少し話が変わりますが、東大を出たからといって一流企業で出世コース、ばら色の人生が待っている、というわけでもありません。
極端なのは、司法浪人などにありがちですが、無駄に年を取った挙句、就職先がなくてフリーターやさらにはニートなんて人もいます。
東大を出ると確かにチャンスは増えますが、そのチャンスを生かしきれない人も少なくないのですよ。まあ実は私もその中の一人なんですが(苦笑)、
まあ人生長いんだし、多少道草くって、他のエリート様とは違う道を歩んでも、常に自己研鑽だけは忘れないようにしてこつこつ頑張って
いけば、ひょんなところでチャンスは転がっているかもしれない、まだ絶望するには早いな、と前向きに行こうと思っています。
 まだ20歳そこそこでしょう。私より若いじゃないですか。まだまだ人生の選択肢は残されているんじゃないでしょうか?
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