NO.10438057
拝啓 小原芳明学長先生
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11 名前:破邪顕正:2008/04/02 02:54
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>>8 >>9 幸福の定義というか、何に幸福を感じるか、ということは人それぞれ違うと思いますが、
日蓮大聖人のお教えにおける幸福とは、人類に共通した幸福のことを指します。
生きている限り、人は誰でも、多く様々な苦難に直面します。しかし、それを乗り越えていかなければ生きていくことはできません。
苦難を乗り越えて、日々進歩していく喜び、即ち人生の価値を味わうということこそが、人類共通の幸福と言えるでしょう。
古い時代においては、天皇を神格化した神道や、江戸幕府が奨励し封建制度を支えた儒学、等に代表されるように、
権力者にとっての幸福、即ち庶民を虐げ権力者が甘い汁を吸うことのための邪宗が横行していました。
そんな中で、庶民のことを視野に入れて幸福を説いたのが、日蓮大聖人です。
人類共通の幸福ということは、即ち庶民もそれを享受できるということです。
庶民にとって最大の苦難は、権力に虐げられることでした。だからこそ、日蓮大聖人は権力を批判し、邪宗を挫くことの大切さも説いたのです。
現代でも、戦争や労働問題、人権侵害など、権力者の責任による不幸が人々の脅威となっています。
これらと戦い勝利し、人類共通の幸福を獲得しようというのが、日蓮正宗なのです。
朝起きて、御本尊様に向かって南妙法蓮華経の題目を唱える。これだけで、心が安らぎ、今日も一日頑張るぞという気持ちになれるのです。
そしてその元気を素にして、日常におけるささいな苦難から、社会的な問題まで、あらゆる苦難と戦うことが、日蓮大聖人のお教えの実践なのです。