NO.10440033
文化表象論と美学・芸術学の違い
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0 名前:名無しさん:2004/09/23 00:46
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色々言われてるけど研究対象はほとんど同じだよね?
なんかよくわかんないんだよな。
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1 名前:匿名さん:2004/09/23 04:34
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両者が議論するとき共通の土俵とか重なる部分はありそうだ。ただ、
オレの印象では、表象文化論者は哲学・文学・社会学・古典学・人類学
・記号論・建築学・広告論・言語学・精神分析学に詳しくバリバリの
大学教授が多い。もちろん、音楽・絵画・彫刻・バレエ・能・歌舞伎・
映画・オペラなんかも研究してる。美学の方はバリバリの芸術家とか
美術館の学芸員や研究員が目立つ気がする。前者が総合職や社長だと
したら、後者は専門家に近いのかな?
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2 名前:↑:2004/09/23 05:21
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あやふやな印象で悪いけどね
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3 名前:匿名さん:2004/09/23 05:26
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いやいや、本当ありがとうございます。
文化表象論が広さで、美学・芸術学は深さっていう感じに読めたんだけど、
美学・芸術学では伝統的な意味での芸術しか扱わないというわけではないよね?
焦点が文化に向かっているところが芸術学とは違うのかな。
授業内容みると、表象文化論ってますますよく分からない。
美学芸術学 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/bigaku/syllabus_2004.html
表象文化論 http://repre.c.u-tokyo.ac.jp/class/syllabus_kouki2003.html
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4 名前:↑:2004/09/23 05:58
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ほんとだ、ますます分からなくなってきた(笑)。
でも、はっきりしてるのは表象文化論の方がお馴染みの「知の技法」
メンバーだということ。それから、私自身は今しばらく授業内容や
文献読めば、何となく違いが分かりそうな気がする。美学の方にも
何人か論文でお馴染みの教授がいるなあ(浅田彰が紹介してくれた
んだけどね、たとえば小田部さんとか)。とにかく興味深い授業内容
だし、文化エリート予備軍の文?なら、そのうち悟りが開けるんじゃ
ないの?ああ、オレも受講したいほどだな。とくに美学芸術学。
でも、オレ、法学部で文化論的素人なのに何で美学と表象文化の差異
について悩まなくちゃいけないのだろう?
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5 名前:↑:2004/09/23 06:16
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今ちょっと美学研究室のホームページ見たんだけど、昨日の入場者数
はたったの38人程度。広いようで狭いこの業界なのかな。オレは外部
の者だし、全くの畑違いだけど、文?に行ってたら、この書き込みも
人物が特定されてただろうね(まあ別に特定されてもいいけど。「あい
つは珍しく教養ある法学部だな」「変わったヤツだ」と言われるだけだ
ろうし)。で、ホームページをよく見たら、研究室あてのメールアドレス
も記載されてるじゃん。ここに質問送れば、美学と表象文化の違いが分かる
かもよ。対人恐怖症の方やオタク引きこもりの人でも質疑応答は可能だね。
1番早いのは、やはり関係者(学部生・院生)の友人に聞いてみること
だと思うけど。
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6 名前:↑:2004/09/23 06:22
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研究対象・作品の時間軸だけど、美学芸術学の方が古いね。古典を多く
扱ってる感じ。対して表象文化の方は、近現代の事柄や思想が目立つ。
それにしても明確な区分や差異は見えない状況です。今のところは。
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7 名前:匿名さん:2004/09/23 07:37
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でも、仔細に教授の経歴をみると、藤田一美教授は東大法学部卒だからね。
5&6の君も美学・芸術学どうよ?「ポスト藤田」の適任者としてリクルート
されるんじゃないの?
表象文化にしたって松浦教授や東浩紀氏はもともと文?コースだった。
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8 名前:4:2004/09/23 09:51
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意外にもマジレスをいただけて泣けてきた。
浅田と知り合いってことは京都の人?
確かに美学・芸術学は、表象にくらべて古い作品もあるね。
てか、表象文化論って美学にはそこまで立ち入らないのか。
今見た感じだと、ある特定の作品を研究する芸術学の立場からの授業が多いような気がする。
どっちも学科生の人に知り合いいないんで次学期に文化表象論の教授に聞いてみます。
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9 名前:早大のレス:2004/10/31 23:51
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美学・美術史専修 (Res:6) All First100 Last100 INDEX SubjectList ReLoad ▲2▼
1 名前: 名無しの一文 投稿日: 2004/08/20(金) 20:28
語れ!!
2 名前: 名無しの一文 投稿日: 2004/10/29(金) 17:19
age
3 名前: 名無しの一文 投稿日: 2004/10/30(土) 00:11
美学と表象文化論の違いは何ですか?
駒場の東大生に質問されて困った。
どうしよう?
4 名前: 名無しの一文 投稿日: 2004/10/30(土) 04:16
美学は抽象的て概念的なもの。美しさとはなにか、それをどのように表現するかを問う。
表彰文化論は、これは美しい、こうだから美しいなどを具体的なモノを対象に論じていくもの。
5 名前: 名無し 投稿日: 2004/10/31(日) 00:50
表象とは、文字・画像・音声を通して、心に喚起されるイメージのことです。
したがって、表象文化論は、文字・画像・音声を媒体とした表現、
つまり文学、美術、音楽はもちろん、写真、映画、広告などのサブカルチャーもふ くめて、
あらゆる表現を研究対象とします。
文字・画像・音声のメディアが融合してゆく現代にあっては、
作品を個々の領域で問題にするだけでなく、
総合的に問題にする立場があってもよいでしょう。
従来は作品の内容だけが問題とされる傾向がありましたが、
表象文化論ではとくに媒体(=メディア)に注目して、
メディアの技術的な可能性がどんな表現を可能にしているか、
逆にどんな表現上の制約をもたらしているかを検討します。
だって。
6 名前: 名無しの一文 投稿日: 2004/11/01(月) 08:00
へえー、なるへそ。
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10 名前:いいかい?繰り返すよ:2004/10/31 23:53
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美学は抽象的て概念的なもの。美しさとはなにか、それをどのように表現するかを問う。
表彰文化論は、これは美しい、こうだから美しいなどを具体的なモノを対象に論じていくもの。
表象とは、文字・画像・音声を通して、心に喚起されるイメージのことです。
したがって、表象文化論は、文字・画像・音声を媒体とした表現、
つまり文学、美術、音楽はもちろん、写真、映画、広告などのサブカルチャーもふ くめて、
あらゆる表現を研究対象とします。
文字・画像・音声のメディアが融合してゆく現代にあっては、
作品を個々の領域で問題にするだけでなく、
総合的に問題にする立場があってもよいでしょう。
従来は作品の内容だけが問題とされる傾向がありましたが、
表象文化論ではとくに媒体(=メディア)に注目して、
メディアの技術的な可能性がどんな表現を可能にしているか、
逆にどんな表現上の制約をもたらしているかを検討します。
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11 名前:1:2004/11/01 15:40
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>>9=2?
レスさんくす
じゃあ、やっぱり表象文化論は、
芸術学のなかでもインターディシプリナリーな研究をしていく分野なのかな。
でも美学・芸術学でも記号論を視野にいれた研究はされてるだろうから、
結局、どっちに進学するかは教授の研究内容や好みで決めるしかなさそうかな。
まだ教授には話聞いてないけど…聞いたらここにフィードバックします
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12 名前:匿名さん:2005/01/05 01:31
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東大の表象文化論か芸大の芸術学科か。うーむ。。
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